真夜中まであと2分

アラサーの男が良いと思った音楽についてメモ代わりに書きます。

ノラ・ジョーンズ、高橋留美子、紫綬褒章

高橋留美子さんが紫綬褒章受賞らしいですね。漫画家だと最近ではこち亀秋本治さんが受賞されてたり、過去にはさいとうたかをさんとか水木しげるさんとかも。ところでこち亀連載終了からもう4年らしいですよ。シンジラレナイ…

 

高橋留美子で言えば、ノラ・ジョーンズのこの間出た最新アルバム、「Pick me up off the floor」に収録されている「I'm alive」の日本版MVが、めぞん一刻とのコラボなんですよね。ここしばらく聞いてたので、紫綬褒章受賞は自分にとって何かタイムリーなニュースでした。


Norah Jones - I’m Alive MV -Japan Original Version / ノラ・ジョーンズ×めぞん一刻「アイム・アライヴ」公式MV

拙訳ですが、歌詞の入りはこんな感じです。

ただ座って待っていよう

動かずただただ、ためらっていてもいい

願って祈って

愚痴をこぼしていれば

そのうち色々変わるかも

この一節は特に、旦那さんを亡くして、新しい恋をするのにためらいを感じている音無響子さんのために書かれた歌詞であるかのようで…日本版MVでめぞん一刻とのコラボを企画した人にグッジョブと言いたいです。

(ちなみにノラ・ジョーンズの日本公式サイトでは、芥川賞作家の川上未映子さんによるもっと素晴らしい対訳が読めます。)

 

「未亡人との恋」みたいなすごく重くなりそうなテーマをラブコメでドライに描きつつ、ところどころ内面描写でぐっと掴んでくる感じ。大人になって改めて読むと染みますね(しかしまあ、初めて読んだときは音無さんが年上のお姉さんだったのに、いつの間にか自分のほうが上になってしまった…)。ノラ・ジョーンズのあっさりしつつも温かい曲調ともとても合ってます。

アラサーの私はリアルタイムでは見てないんですが(高橋留美子作品だと犬夜叉あたりが世代的にはドンピシャですかね)、めぞん一刻はアニメでも、OPに斉藤由貴の「悲しみにこんにちは」(玉置浩二作曲)とか、ギルバート・オサリバンの「Alone Again」とか(一回しか流れなかったらしいですが)、今聞いてもいい曲が多いです。作風に合わせて、内省的でありつつも曲調はカラッとしたものが多いというか。ちょっと人恋しくなる秋の季節にピッタリでもあり、一人で近所を散歩した後、大切な人に電話したくなってしまうような気分の曲でもあります。

 

ちなみに、上記のMVには残念ながら出てこないんですが、個人的には物語前半の少し後の、編み込みショートヘアの音無さんが一番好みです。余談ですけど…

三、四十年後でも魅力がまったく色褪せない女性を描ける高橋留美子、さすが紫綬褒章とるだけありますね。こういう才能なある人はえてして賞とかあまり気にしないんでしょうけど、きっと。