真夜中まであと2分

アラサーが良いと思った音楽やお笑いについてメモ代わりに書いています。

吉田一郎不可触世界「暗渠」のギターソロの元ネタはCameo「Candy」なのだろうか

吉田一郎の公式ウェブページには、「暗渠」の作曲過程について以下のようにあった。

スタインバーガー社製ベースの粘っこいフレーズに、パラパラを踊っていそうな軽薄なシンセサイザーサウンドを絡めた。ギターソロはファンクバンドCAMEOを意識しつつ勘で作った。歌詞、ラップは自分の妄想を切々と語る男を意識した記憶。

引用元:http://yoshidaichiro.com/cd001

 

そのギターソロは以下のMVだと1:32あたりから。


www.youtube.com

 

本人曰く「Cameoを意識しつつ」ということなので、どの曲にインスパイアされたとかは特に無いのかもしれないが、最近聴いていて「Candy」のソロがかなり似てるなと思った。下のMVで2:00くらいから。こんな速弾きではないしタッピングもないけど、ギターの音作りと全体的な雰囲気が似てる。


www.youtube.com

 

吉田一郎の曲はこれに限らずCameoの影響は確かに感じる。特に、音数を詰め込みすぎずメリハリをつけるリズムパターンとか。

これはWikipediaさんによれば「キャメオ・サウンド」と呼ばれているらしい。ホンマか。英語で「Cameo Sound」でググってもほとんど何も出てこないぞ。

 

それはそうと、Cameoは良い。一番売れた「Word Up!」やそれ以降の曲はLarry Blackmonの個性的な声(ダミ声とも言う)が全面に出てるので好き嫌い分かれるとは思うけど。


www.youtube.com

 

それ以前の、1980「Cameosis」収録の「Shake Your Pants」とかが個人的にはちょうど良い。ほとんどディスコサウンドで乗りやすいが、曲構成や細かい所のフレージングで飽きないように作り込まれている。


www.youtube.com

 

同アルバム収録の「We're Goin' Out Tonight」はR&Bのバラードソングとして私的ベストに入る。


www.youtube.com

 

ベーシストのAaron Millsは最近でもずっと活躍しているっぽく、結構Youtubeで動画とかも見つけやすい(まあ英語しか無いが)。


www.youtube.com

 

Apple Musicにこんなプレイリストもありますね。後で聴いておこう。