真夜中まであと2分

アラサーの男が良いと思った音楽やお笑いについてメモ代わりに書いています。

今期アニメ「オッドタクシー(ODDTAXI)」は、音楽もいいしダイアンも出てます

4月からテレビ東京で放送されているアニメ「オッドタクシー(ODDTAXI)」を毎週見ているのですが、普段アニメ見ない人にもおすすめできる要素が2つありそうです。

  1. PUNPEEとスカートによるOP曲を始め、音楽がだいぶ良い
  2. ダイアンが声優でガッツリ出てる

それぞれ少し下で書きます。

 

PUNPPEEとスカートによるオッドタクシー(ODDTAXI)OP曲

とりあえず聞いてください。


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バンド「スカート」と、ラッパー「PUNPEE」の合作。良いですね。最近流行りの Lo-fi music のテイストでありつつ、J-Popらしい盛り上げがあって、単に流行を追っているだけじゃない、独自の解釈がある音楽という感じがします。MVからも溢れ出るそこはかとない「深夜のタクシー感」も良い。

 

「スカート」を知らない方は、ボーカルの澤部渡さんが「最近話題の崎山蒼志さんがメディアで発見された場に立ち会っていた人」だと言うともしかすると伝わるかもしれません。Abema TVで2018年に放送された「日村がゆく」という番組で、澤部さんは誰よりも早く崎山くんを絶賛していました。


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そんな澤部さんがギターボーカル(および作詞・作曲)の「スカート」は、J-Pop/Rockジャンルで最近の自分のイチオシです。言い表しにくいのですが、どこかスピッツのような現実離れした抜け感があって、最近のバンドでは唯一無二という感じがします。良い意味で「地に足ついてない」浮遊感。そしてその世界観をしっかり支える作曲・編曲と演奏力。*1


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ラップで参加しているPUNPEEは色々やってますが、2015年にリリースされた加山雄三の「お嫁においで」の日本語ラップアレンジが有名なところだと思います。この曲でたしかMステにも出てましたね。


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PUNPEEの「お嫁においで」も収録されている、加山雄三日本語ラップカバーアルバム「加山雄三の新世界」については以前に短い記事でまとめました。RHYMESTERスチャダラパーサイプレス上野とロベルト吉野鎮座DOPENESS環ROYなどなど、錚々たるメンツです。なぜかももクロも。*2

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「オッドタクシー」、ダイアンも声優で出てます

前掲の「ODDTAXI」MVにもダイアンはカメオ出演(というかガッツリ出演)していますが、アニメ本編でも声優として割としっかり出てきます。「ホモサピエンス」という漫才コンビの役なのですが、本人達を意識してあて書きしたのかと思ってしまうような設定です。

第三話時点で、「大阪では売れていたのだが、東京に出てきて伸び悩んでいる漫才コンビで、最近ツッコミの方だけに単独でのテレビ出演オファーが来ている」という感じ。いや、ただのダイアンやん。

ダイアンお二人のインタビューはコチラ。ユースケ(西澤)さんが聞かれた質問に全然しっかり答えないので、津田さんがフォローしているところが見どころです。


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アニメの第一話はダイアン演じる漫才コンビホモサピエンス」のラジオ番組がタクシーで流れているシーンから始まるのですが、ファン諸氏はやはり「ただのダイアンやん」という感想を持たれること必至です。ABCラジオ「ダイアンのよなよな」を聞いているかの如く…


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このアニメ、トレンディエンジェルのたかし、ミキの亜生昴生、ガーリィレコード、森三中の村上など、なぜか芸人さんが声優として多く採用されているみたいです。(公式ウェブページの「キャスト」参照。)お笑い好きな人はそのへんも見どころ(聞きどころ?)です。ミキの二人はは割と棒読みでした。

 

また、第三話にはPUNPEEならびに、このアニメのBGM制作に携わっているトラックメーカーのVaVaとOMSBらしき人もカメオ出演?していたようです。私が見たときは「何やら音楽関係者っぽい胡散臭い見た目のキャラがいるな」くらいの感想だったのですが、この三人だったのか。

PUNPEEを模したらしきキャラは、上のMVでもかぶっている帽子をかぶってますね。

この3人が関わっているというのもあり、OP曲にとどまらず、全体的にこのアニメの音楽はいい感じです。Hip-Hopっぽい良い「切り抜き感」のあるBGMが多く、聴いていて楽しい。

 

アニメ「オッドタクシー」

このアニメ、音楽が良いとか芸人が声優してるとかだけではなく、それ自体としてもなかなか良さそうな雰囲気です。登場人物は基本擬人化された動物たちなのですが、やり取りは割と「人間らしく」、むしろ生々すぎて時には見ていられないほど。

 

主人公はの小戸川は41歳の設定です。同年代の友人が「マッチングアプリで知り合った若い子と付き合えそうだ」と意気揚々と居酒屋で自慢するのに対し、「そんな都合のいいことあるわけない、ちゃんと自己認識しろ」と説教した結果、ケンカするのが第三話。思わず目をつぶりたくなる展開。

 

また、主人公が40代という設定もあり、出てくる話題やセリフ回しがなかなか渋いです。「We Are the WorldのMVPはブルース・スプリングスティーンだ」、「いやシンディー・ローパーだ」とか。「なんで白か黒で答えさせようとするんだ、ミスチルか」とか。アラサーの私でギリギリの話題です。以下元ネタ。


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この辺のセリフにビビっと来た人は、このアニメすごく楽しめそうな気がします。

個人的には、ドラマ「深夜食堂」と似たようなテンポ感で、深夜に大人が一人で見るのに適したアニメという感想です。とりあえずはあまり爆発的にヒットはしなさそう。でもそれが良い。

 

Amazon Primeに入っている方は見逃し配信があるようです。スロースターターでこれからどんどん面白くなりそうなので、是非。

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*1:ただ、「スカート」っていうバンド名、検索しにくいんですよね。一般名詞は基本的にバンド名に向いてないと思う。

*2:有安杏果(緑)在りし日のももクロです。